行ったら必ず食べたい浅草グルメ



駒形どぜう

 

 

駒形どぜうも有名店です。あくまでも「うなぎ」ではなく「どじょう」なのが特徴なのです。

 

 

駒形本店は、出し桁造りという江戸時代の代表的な商家造になっています。大名行列を見下ろしてはいけないので、通りに面した二階の窓はありません。店内は広くて暖簾をくぐると入れ込み席があって江戸の風情が強く残った空間が演出されています。二階・地下一階にはそれぞれ椅子席、宴会で使えるお座敷も三階に用意されています。

 

 

定番は「どぜうなべ」、「どぜう柳川」をセットにした各種定食です。こだわりの味噌を使った「田楽」、「どぜう汁」も人気です。「どぜうなべ」と一味違う「どぜう蒲焼」、「どぜう唐揚げ」などもあり、江戸情緒たっぷりの料理を楽しめます。

 

 

どじょうは下ごしらえで生きたものに酒をかけて臭みを取り除き、骨をやわらかくし、酔ったどじょうを甘味噌仕立て汁に入れて煮込みます。これは駒形どぜうならではの調理で、これを鉄なべに並べ、ねぎをたっぷりのせて頂きます。

 

 

「くじら」も駒形どぜうの人気メニューです。ここの二代目が一番小さいどじょうと対照的に一番大きな魚を売ってみたいということから鯨を買入れ始めました。鯨は、昔はザトウクジラ、セミクジラ使っていましたが、両種とも捕獲禁止となっており、現在ではシロナガスクジラを使っています。いずれにしても、普段は馴染みの少なくなった食材です。